【Webセミナー開催】ニューモダリティと肝毒性に関与するADME/TOX統合的評価
この度、ファーマロン・ジャパン合同会社は、以下の通りWebセミナーを開催いたします。
bRO5化合物創薬のトランスポーター評価と肝毒性の統合的評価に関する演題をご用意いたしましたので、是非ご参加ください。

■演 題:「革新的医薬品開発におけるグローバルCROの果たすべき役割 (6):bRO5化合物のトランスポーター評価と肝毒性の統合的評価」
第1部) bRO5化合物創薬におけるトランスポーター評価の留意点(講演言語:日本語)
発表者:TBD (Pharmaron Japan)
第2部) In vitro liver toxicity platform (講演言語:英語)
発表者:TBD (Pharmaron Beijing)
■開催日時:2025年10月30日(木) 16:00~16:45
■費 用:無料
■申込方法:革新的医薬品開発におけるグローバルCROの果たすべき役割 (6) – 申し込み | ファーマロン・ジャパン ウェビナーポータル
■セミナー詳細:
近年、環状ペプチドやTatgeted Protein Degradation (TPD) のような疎水性の高いbeyond rule of 5 (bRO5) 化合物の創薬プロジェクトが増加しています。
これらの化合物は、排泄型トランスポーター (Efflux Trp) の基質になることが多いことから創薬初期段階での適切なTrpリスク評価が必須になっています。
代表的なEfflux TrpであるMDR1の評価系には多くの細胞アッセイ系が存在するため、どのアッセイ系を用いるか目的に合わせた系の選択や最適な阻害剤の組み合わせで評価することが重要となります。
また、胆汁酸排泄TrpであるBSEPは、薬物性肝障害 (drug-induced liver injury、 DILI) に関するTrpであり臨床段階での開発中止などの懸念があるため、できるだけ早期にリスク評価することが望ましいです。
しかしながらRI標識基質を用いた煩雑な評価系のためスクリーニング段階での評価が困難なことが課題となっています。
また、DILIを引き起こすメカニズムは多様であり、BSEP阻害などのIn vitro ADME評価などでなく、各種幹細胞を用いたApparent toxicity、並びにミトコンドリア毒性や反応性代謝物などのMechanistic toxicityなどの評価系を、異なるアプローチ、異なる技術で評価し、総合的にリスク評価することが求められています。
本Webinarでは、第1部でbRO5化合物のEfflu Trp (MDR1およびBSEP) 評価系の課題とその解決例をご紹介します。
続いて第2部ではDILIリスク予測のためのIn vitroの統合的肝毒性評価系について具体的な試験実施例についてご紹介いたします。
bRO5化合物のIn vitro ADMET評価系として基礎から応用まで包括的な内容となっておりますので、ぜひご参加ください。
※誠に恐れ入りますが、個人メールアドレス(フリーメール等)からのお申し込みはご遠慮いただいております。所属機関のメールアドレスにてお申し込みくださいますよう、お願い申し上げます。
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